1952-06-24 第13回国会 衆議院 大蔵委員会 第96号
またその第二点の摩擦という意味合いにおきまして、先ほど来申すような不正勧誘が行われるといたしますれば、民間保險事業に対して非常な摩擦があるのじやないか、こういう点であるといたしますならば、この点につきましては、先ほど申し上げますように十分部内を取締つて参りまして、そうして御期待に沿いたい、かように考えておるのであります。
またその第二点の摩擦という意味合いにおきまして、先ほど来申すような不正勧誘が行われるといたしますれば、民間保險事業に対して非常な摩擦があるのじやないか、こういう点であるといたしますならば、この点につきましては、先ほど申し上げますように十分部内を取締つて参りまして、そうして御期待に沿いたい、かように考えておるのであります。
○大野説明員 必要もないかと存じますけれども、一言補足しておきたいと存じますが、ただいま御指摘になりました第一の点の、もし有利ということのみを追求するなれば、それはまさに民間保險事業と何ら選ぶところはないのであつて、もうそのところに行けば国営でやることにも、相当疑問を持たなければならないというような御趣旨であつたかと拝聽いたしたのでありますが、まさにこの保險事業の最も重要なポイントをおつきになつた御発言
この点私申し上げる要はないと考えておりますが、さようにお考えが願えれば、簡易保險の実体に御理解がいただけますならば、簡易保險事業が簡易保險事業として内容を整備することが、ただちに民間保險事業の圧迫だということにはならない。非常に論理的な飛躍があると考える次第であります。
それは昨日資料の提出を要求いたしまして、本日さつそく詳細にこの材料を出していただきましたが、これを一瞥いたしますると、民間保險事業と国営事業である簡易保險との比較検討が、非常に明瞭にされるのであります。そうして民間保險の無審査定額保險よりは簡易保險の方が、ある点において一非常に有利である箇所がしばしば見受けられるのであります。
かそういうまずいことを起すような伏線があつたのでありますから、事実保險金額を五万円で押えたそのことがもう大衆には非常に無理であつて、このぎりぎりの線でがまんしきれないから、自然あのような結果になつたのであるから、躊躇なぐ勇敢に最高契約額を引上げて、そして民間企業である保險の事業も圧迫せずに、同時に官営事業も大いに発展さして、国民の保險意識を高めるようにすればいいのであつて、その点においては、政府は民間保險事業
ところがこの最初五万円にする当時、大蔵方省のでは、いわゆる民間保險事業保護という意味かち非常な反対があつたのであります。そこで事務当局で交渉したのは、確か四万円程度にしか大蔵省の方では承知しなかつたので、四万円というのは、生命保險に四というのも都合が悪いので、五万円ということで閣議で私が主張して五万円になつたのでありまして、今年あたり特にこの金額を上げるという考えは持つておりません。
本委員会におきましては、付託されまして以來、愼重審議いたし、各委員より熱心な御質疑がありましたが、その主なるものを申上げますと、先ず保險金及び郵便年金の最高制限額及び最低制限額決定の根拠如何、いま少し保險金額を高額に決定すべきではなかつたかとの質問に対しましては、経営上から言つても、又物價との関係から言つても、いま少し高額なることを理想とするのであるが、急激な最高額の引上げは、他面、民間保險事業を圧迫
昭和二十二年度末までに生じました戰爭危險に基く損失の額は、先に申し上げました通りでありますが、海外からの同胞の引揚げが促進いたしまして、保險事故発生の事実が逐次判明してまいりますので、昭和二十三年度におきましては、約一億二千万円の損失が生ずると見こまれますが、昭和二十四年度以後におきましても、引続いて相当額の損失が生ずると予想せられますが、かくては簡易生命保險事業の運営に多大の支障を來すこととなりますので、民間保險事業
昭和二十二年度末までに生じました戰爭危険に基く損失の額は先に申上げました通りでありますが、海外からの同胞の引揚げが促進いたしまして、保險事故発生の事実が逐次判明して参りますので、昭和二十三年度におきましては、約一億二千万円の損失が生ずると見込まれますが、昭和二十四年度以後におきましても引続き相当額の損失が生ずると予想せられますが、かくては簡易生命保險事業の運営に多大の支障を來すこととなりますので、民間保險事業
かつ國家独立事業たりし特権は今日すでに除かれまして、民間保險事業と同様、單独企業体といたしまして運営せられることは、御承知通りでございます。はたして政府は、民営企業のごとく活発なる創意と自由なる努力とを発揮して健全急速なる事業の発展を招來せしめ得るごとく本事業を運営しつつありや否や。殊にインフレーション進行下におきまして、はたして独立採算制を保持しつり、かつ事業の普及向上を所期し得るや否や。
○椎熊三郎君 逓信大臣の御答弁には私も満足するものでありますが、ここにもう一つ逓信大臣に聽いておきたことは、この事業の発展のために、われわれは簡易生命保險の契約金額を向上させたい、少くとも民間保險事業に影響のない程度、三万円程度ぐらいや契約高を高めていきたいという計画であつたのですが、それは大蔵当局との折衝の結果、民間保險事業に影響してもいかぬだろうということで、妥協してつ二万五千円になつておる。